今回は人間にとって、とても大切な臓器、肝臓が持つ役割と日常生活で意識できる事について書いていきます。
肝臓(かんぞう)とは
肝臓は、栄養素など、さまざまな物質を化学的に作り変えるはたらきを持っています。
私がエステサロンで働いていた時も、肝臓の話はよくお客様にしていました。
肝臓は何千という酵素を使い、500以上の複雑な化学変化を起こしています。このため、肝臓が元気であることは、すべての器官にとっても大切なことでもあり、それは美肌、美髪を保つ上でも重要なことでもあります。
肝臓の働き
1 消化液である胆汁をつくる
胆汁は、脂肪を消化するために必要な液体。胆汁は、肝細胞から絶えまなく分泌されています。
[消化酵素 であるリパーゼを活性化させ、脂肪を水に溶けやすくする役割]
☆そのため、肝臓を大切にする事は痩せやすい身体作りにも直結します。
2 栄養素を貯え、変化
多くの食べ物はそのままではからだに吸収されません。栄養素としてからだが吸収できるように肝臓で変化させています。
例:ぶどう糖→グリコーゲン
アミノ酸→アルブミンとフィブリノゲン など
3 体内の毒を中和
体内に入った毒物を分解し、毒のないものに変えます。
例:お酒のアルコール
タバコにふくまれるニコチン
乳酸をグリコーゲン
(乳酸が血液中に溜まると、からだは疲れを感じるといわれています。肝臓では乳酸をグリコーゲンに変えています。)
4 免疫細胞が活躍している
肝臓のマクロファージ(外からの細菌やウイルスを食べる細胞)といわれているクッパー細胞がからだに入ってきた異物を食べます。
NK細胞がウイルスに感染した細胞や老化した細胞を処理し、免疫をコントロールするT細胞が免疫細胞の指令役のはたらきをしています。
☆こうして書いてみると肝臓だけで沢山の役割をになっていることがわかります。そしてこの肝臓を健康に保つことが健康と美容にも繋がります。
アルコールだけじゃない、肝臓に負担のかかる食べ物たち
お酒を控えたらいいと思われがちですが、実は以下の食べ物にも注意が必要なんです。

糖質の摂取が多いと、肝臓や筋肉で貯蔵できる量や日々の生活で消費されるエネルギー量を超えた糖質は中性脂肪として内蔵などに溜め込まれます。


その他、果物、野菜ジュースや塩分など留意すべき点はありますが、どれも過剰摂取をしなければ問題はないものです。
ただ、体調の悪い時や免疫力の落ちている時のこれらの物を食べると消化に負担がかかります。
風邪の時はお粥や消化の良いものを食べるのはとても理にかなっていますよね。
内臓や肝臓を休める為にも、充分に体力のある時に断食などしてみるのもおススメです。
いつも安定して食べ物が手に入るので、お腹が空いてなくてもつい食べてしまったり、水やお茶ではなくジュースやお酒を飲んでしまうこともあると思います。そんな時、自分の中で
・ 腹八分目
・ 食べ物の素材そのものの味を楽しむ
・ アルコールは決めた日しか飲まない
など少しルールを作ってあげてみてください。
無理なく、ストレスなく、少しずつ頑張っている身体をいたわってあげる時間を増やして健康で快適な毎日を過ごせるようにできるといいですね。