ヨガスートラ 執着を捨てる(アパリグラハ)について

前回、ヨガスートラの八支則の第一段階ヤマについて書きましたが、その中でもよくフォーカスされるアパリグラハについて掘り下げていきます。

アパリグラハとは簡単に言うと、「執着を捨てましょう」という教えです。

執着とは?

執着は仏教用語。
ある人や物事に捉われてそこから離れられない心の状態を言います。
悩みや、苦しみの原因は執着から来ると言われています。

執着している状態とは

他人の目を気にする

自分で自分の価値を決めるのではなく、他人からの評価次第。

・いつまでも過去のことをひきずる

過去にあった嫌なことや悲しいことを忘れられず、それに捉われる。

見返りを求めている

ギブアンドテイクの考え方が主軸になっているため、返ってこないとさらにそれに固執する

・しつこい行為をする

ストーカーなどに代表されるしつこいと思われるような行為。

感情的になる

感情のコントロールが苦手。怒りの感情や不安の感情を抑えることができず、相手にぶつけてしまう。

これらは、その一つの事やモノに対して強い執着が生まれた時に起こります。

執着心が強い人は、比較的生真面目であったり、独占欲が強かったり、コンプレックスが強かったりするそうです。


しかし、執着心は良く言い換えるとこだわりにもなります。
同じ執着心でも努力するため、継続するため、と良い方向に働かせたいですね。

簡単に実践するのは難しいですが、苦しくて辛い強い執着を手放すに何を意識するといいのでしょうか。

執着心を手放すには?

打ち込める趣味をつくる

執着心を抱きやすいというのはプラスの捉えると、何か一つに思いきりのめり込む才能があるということ。

断捨離

思い出の品、着ない洋服など、お別れをすることでお部屋も心もスッキリ。 部屋の様子は心の状態。

自分自身に目を向ける

自分と向き合う時間を作ることはとっても大切。自分を満たす「何か」を外に求めてもそれは見つかりません。 自分を満たすのは自分。

損得勘定はやめて、素直に

自分にとっての損か得で考えるのではなく、素直な気持ちに従って生きる。「本当は何がしたいのか」を大切に。

おわりに

必要以上の執着は、自分自身を縛りがんじがらめにし苦しめてしまいます。

苦しくなったとき、一度冷静になり一歩離れた所から自分を見つめなおしてみましょう。

気持ちを外ではなく、内側に向ける。

とことん、自分の感情と向き合ってみてください。

執着は自分の見たくない感情を見ないように守ってくれています。自分の本当の気持ちを感じることで、最初はつらくても、徐々に心が軽くなり自分を苦しめていたものが手離れていきます。

自分の価値を決めるのは周りにいる他人ではありません。

自分自身で自分を幸せにしてあげること。

あなたが必死でつかんでいるものを手放すこと。

自分のコントロールできない事柄に対して、悩んだり悲しんだり、怒ったり…

自分がコントロールできるものは自分だけ

人生も川の流れのように絶え間無く流れていて、留まることはありません。執着して手放せないでいるということは、それを無理にせき止めようと抗う状態だと私は思っています。

そうなると川の水は淀んで濁り、周りが見えなくなります。

人も心も同じ

他人に多くを求めたり期待するのではなく、してくれた事にフォーカスする。

最善の努力はする。しかしその結果で評価しない。

あなたが今一番手放したいと思っている執着は何でしょうか?自分の気持ちに素直になって考えてみるのもおススメです。

カテゴリー ヨガ哲学タグ

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