人の持つ感情について 脳科学の観点から 瞑想の重要性

人間にとって、感情とは何なのでしょうか? 

感情は、生物が生きていくために身につけた機能。重要な役割を担っているそうです。

脳の中で、感情の形成に重要なのは扁桃体といわれる部位です。

扁桃体は、脳の左右にある神経細胞。アーモンドのような形をしているので、扁桃という名前がついたといいます。

扁桃体は、何かを見たり聞いたりしたとき、それが生存に関わる重大なものであるかを一瞬のうちに判断する役割があるそうです。

扁桃体の反応速度は驚異的に速く、本人がなぜ驚いたのかわかるより前に、体が反応していることもあるそうです。

感情とは、扁桃体が下した判断を体に伝えるメッセージであるということ。

命に関わるような大事な判断を伝えていて、

例えば、毒虫などを見た場合は嫌悪感だが、空腹時に食べ物を目の前にした場合なら、幸福感を得る。

しかし、人はいつも感情のままに振る舞うわけにもいかないですよね。

感情をコントロールするにはどうすれば良いか?

扁桃体の興奮を抑えるのは前頭前野の働きが重要になります。

前頭前野は、脳の前方の領域で、理性や論理的思考を行う場所です。

ここが扁桃体にブレーキをかけています。

例えば、ライオンを動物園で見た場合は、野生の中で遭遇したときほど恐怖を感じることはありません。

これは前頭前野が「動物園だから安全」と状況を判断して、扁桃体を抑えているためです。

人間は扁桃体を自動的に抑えること、意図的に抑えること、どちらも可能です。

しかし、意図的に感情を抑えるのは、なかなかうまくいきません。

特に、怒りや悲しみのようなネガティブな感情は、無理に抑えられるものではなく訓練が必要になります。

ヨガの瞑想は、この自動制御能のトレーニングになるのです。

そして、自動制御能を下げてしまう要因はストレスなどにあります。頭が疲労すると、感情もコントロールが困難になります。

ヨガや座禅などの瞑想は、脳科学的にいうと、前頭前野の働きを高める作用があるそうです。

前頭前野が活性化されれば、扁桃体が抑えられて無駄に興奮しなくなり、心が平穏になっていきます。

ストレスの多い状況で疲れてしまった時は、気分も沈みやすくなります。

ストレスは前頭前野の機能を低下させてしまい、扁桃体の興奮に歯止めがかからなくなります。そのためにイライラしたり不満が多くなりやすいのです。

瞑想は脳科学の観点からも非常に有効なことがわかると思います。

是非、毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。

カテゴリー ヨガ瞑想タグ

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