今日は「ヨガスートラ」のニヤマ(勧戒) サントーシャについて
サントーシャは日本語で「知足」と表現します。
中国の思想家、老子の「知足者富」や仏教用語で「少欲知足」などとも表現され、その意味の本質はどれも同じであると私は解釈をしています。

意味
今の自分を知り、むやみに不満や嫉妬などネガティブな感情を持たないこと。
満足することを知っている人は、どんな状況においても精神的には豊かで幸福であるということ。

人は常に足りない何かを追い求めています。
それを追い求めている時、自分自身の心はどうなっているのか考えたことはありますか?
きっと多くの人が感じる感情は、飢餓感や躁焦感、嫉妬心など、
およそ心の平穏とは程遠い状態になっているのではないでしょうか。
しかし、今の自分が既に足りていることを理解できた時、とても満たされた状態になります。
ヨガスートラには、ただあるがままであること
と書いてあり、
また、「もし何かが来るなら来るがまま、もし来ないならそれも良し」…と書いてあります。
知足とは好悪のないこと
ないものを求めたり、人やモノに執着することは自分を苦しめてしまいます。
ヨガは「今ここにある自分」の内面を見つめるもの。
過去のこと、未来のこと、今ここにない物事に囚われることなく
毎日を心穏やかに過ごすために
「足るを知る」
心にとどめてみてください。
きっと不平不満ではなく、自然と「ありがとう」の言葉がたくさん出るようになると思います。