今回はわたしがよく読む「秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ」から

「断末魔」インドの身体観
「断末魔」とは?
例えば自分の身体の具合の悪いところ…神経痛、糖尿病、鬱病など
それは、自分の体のどこがが「断末魔」しているからです。
「救末魔」すれば、病が癒える。そういう医学がインドにあるそうです。
深刻な病気でなくても、体がだるい、便秘がち、ストレスがたまっている、太りぎみ、頭が重い…
それは、自分の体のどこかが「し末魔」しているから。
そういう状態も「救末魔」すれば、改善される。そういうヨガがあります。
いっぽうで、マルマは「死に至る箇所」、すなわち人体の急所をいいます。
急所(マルマ)を断たれることが、「断末魔」です。
急所といえば…
こめかみ Temple
顎 Jaw
顎 Chin
心臓 Heart
肝臓 liver
水月 Stomach
マルマも本来は、戦場往来の武者たちの狙いどころでした。
また、ヨガには諸説あり
今、世界中で広く親しまれているヨガは、
人間が本来持っている生命エネルギーの解脱のために利用するハタヨガと呼ばれる行法の一部です。
そして、死に至る急所であるマルマも、
用い方次第で、生をもたらす救所にもなりえます。

マルマの詳細
「断末魔」の末魔とは、急所。
そこにダメージが蓄積すると病気や、死に至る。
しかし、同じ末魔を「救」すれば、
病は癒され、健康になる。
これらの末魔の殆どが、中国のツボと一致しています。

しかし、ツボとマルマの大きな違いは、マルマが
〜カラダとココロの交流点である〜
とされたことです。
中国にもこの考えがないわけではないそうですが
インドの場合、非常に顕著。
「マルマは肉体の一部であると共に、精神機構の一部」
肉体に在りながら「こころ」との交流点であるがゆえに、
古代インド人にとって
マルマは瞑想の恰好の対象となりました。
古代医学の”マルマの知識”は
やがてヨガの”チャクラの知識”に再編されていったそうです。
体幹部にある重要かつ、損傷すると即死、ないしは1日以内に死に至るとされる大マルマ
1.肛門(グダ)
2.膀胱(ヴァスティ)
3.臍(ナービ)
4.心臓(フリダヤ)
5.首(ニーラー)
6.眉間(スタパニー)
7.頭頂孔(アディパティ)
がチャクラに抽象化される。
チャクラについてはこちらに詳しく書いています。
マルマヨガの基本的な考え方
武術では、マルマへの攻撃で敵を倒します。
逆にいえば、人間の具合の悪い状態はプラーナ※の供給が悪く、不足した状態といえます。
(※インド哲学では、人間の構成要素の1つ、風の元素、生物の生命力そのものを意味する。)
そこで、武術医達は、マルマに働きかける治療法をヨガの体位法に応用させていったそうです。
武術稽古の準備運動、整理体操として…
また怪我をしたり、健康を損なっても、それを行うことによって速やかに回復する。
次回は、大マルマを刺激するポーズを解説していきます。
私が書いたのは、わかりやすくかいつまんだ部分のみです。
細かい内容を知りたい方は、ぜひ書籍を読んでみてください。
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