ヨガ哲学の根幹② 本当の自分を知る

前回のつづき

https://beautyyoga.art.blog/2020/05/14/%e3%83%a8%e3%82%ac%e5%93%b2%e5%ad%a6%e3%81%ae%e6%a0%b9%e5%b9%b9%e3%80%80%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e8%87%aa%e5%88%86%e3%82%92%e7%9f%a5%e3%82%8b/

ヨガを学ぶ時に、解釈の難しいプルシャとプラクリティ。

プルシャ(真我)に対してプラクリティとはなんなのでしょうか…

プラクリティとは

プルシャ(真我)を取り巻くもの。

普遍的なプルシャに対して

移りゆくものをプラクリティ(質の源)といいます。

プルシャは“質“を持たない。

そのため、移りゆく物事で“世界”(イーシュヴァラ*)を映し、それを観察しています。

例えば

映画を観る場面で例えると…

投影する画面がプルシャ

映画のストーリーがプラクリティ

変わり続けるのはプラクリティだけで

本質(観る人)は変わらない



人で言うと、

肉体や思想、言葉、行動は

全てプラクリティとなり

それをプルシャ(真我)が観ているということ。

*イーシュヴァラとは、生きた宇宙。実際に今、目の前に現れている世界のこと。

人間の体の考え方

・5つの鞘 「パンチャコーシャ」

人の体はプルシャ(真我)の外側に5つの鞘を持っているといいます。

なかでも、外側の3つの鞘が健全で透明度が高く繋がりあっていると、心身の健康を保つことができます。

ヨガでいう健康とは

鞘が健全であること。

パンチャコーシャは、エネルギー体として見た時の考え方で、

外側3つと内側2つでは意味合いが少し異なる。

①アーナンダマヤコーシャ【歓喜鞘】

アーナンダとは歓喜という意味。

他の4つの鞘がコントロールできて、無理なく、過剰な努力なしに自然に沿って生きられるようになった時、心の内側から湧いてくるような喜び。

②ビジュナーナマヤコーシャ【理智鞘】

生きていく中で学んだ知識や意識的なものではなく、自らの内側からわき起こってくる智慧が詰まっている鞘。

私達は本来、自らの内側に幸せに生きるための智慧=正解を持っていて

それは直感の形でキャッチ出来る。

外側の3つの鞘が浄化され、透明度が高くなっていると、直感を受け取りやすくなる。

③マノマヤコーシャ【意思鞘】

心や意識をコントロールする鞘。

心と肉体は生気によって繋がっている。

④.⑤の鞘とともに浄化していく必要がある。

しかし、より内側にあり形のない心は、コントロールしにくい。

④プラーナマヤコーシャ【生気鞘】

生命エネルギー、プラーナをコントロールする鞘。

この鞘が食物鞘と意思鞘をつないで、それぞれのバランスを整える。

3つがいい状態で連動するのが理想。

この鞘の陰陽バランスが整っていれば、

心身の滞りなく、イキイキとして気持ちの良い状態でいられる。

⑤アンナマヤコーシャ【食物鞘】

肉体をコントロールしている鞘。

食事の質や、五感、環境が影響し、肉体をつくっていると考えられています。

自分をつくるのに、より質の高いものを吸収していけば、

自分自身の肉体はもちろん、つながっている生命エネルギーや心の質も高まる。

☆ヨガでいう健康は、この5つのエネルギーがどれも浄化され、透明度が高いこと。

肉体が健全で

呼吸が安定して深く

生命エネルギーに満ち

心が穏やかでリラックスしている

そして

自分の内側から正解を導き出し

生きている喜びを肌で感じる

ヨガはその状態を得るためのツール。

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