前回のつづき
ヨガを学ぶ時に、解釈の難しいプルシャとプラクリティ。
プルシャ(真我)に対してプラクリティとはなんなのでしょうか…

プラクリティとは
プルシャ(真我)を取り巻くもの。
普遍的なプルシャに対して
移りゆくものをプラクリティ(質の源)といいます。
プルシャは“質“を持たない。
そのため、移りゆく物事で“世界”(イーシュヴァラ*)を映し、それを観察しています。
例えば

投影する画面がプルシャ
映画のストーリーがプラクリティ
変わり続けるのはプラクリティだけで
本質(観る人)は変わらない
人で言うと、
肉体や思想、言葉、行動は
全てプラクリティとなり
それをプルシャ(真我)が観ているということ。
*イーシュヴァラとは、生きた宇宙。実際に今、目の前に現れている世界のこと。
人間の体の考え方
・5つの鞘 「パンチャコーシャ」

なかでも、外側の3つの鞘が健全で透明度が高く繋がりあっていると、心身の健康を保つことができます。
ヨガでいう健康とは
鞘が健全であること。
パンチャコーシャは、エネルギー体として見た時の考え方で、
外側3つと内側2つでは意味合いが少し異なる。
①アーナンダマヤコーシャ【歓喜鞘】
アーナンダとは歓喜という意味。
他の4つの鞘がコントロールできて、無理なく、過剰な努力なしに自然に沿って生きられるようになった時、心の内側から湧いてくるような喜び。
②ビジュナーナマヤコーシャ【理智鞘】
生きていく中で学んだ知識や意識的なものではなく、自らの内側からわき起こってくる智慧が詰まっている鞘。
私達は本来、自らの内側に幸せに生きるための智慧=正解を持っていて
それは直感の形でキャッチ出来る。
外側の3つの鞘が浄化され、透明度が高くなっていると、直感を受け取りやすくなる。
③マノマヤコーシャ【意思鞘】
心や意識をコントロールする鞘。
心と肉体は生気によって繋がっている。
④.⑤の鞘とともに浄化していく必要がある。
しかし、より内側にあり形のない心は、コントロールしにくい。
④プラーナマヤコーシャ【生気鞘】
生命エネルギー、プラーナをコントロールする鞘。
この鞘が食物鞘と意思鞘をつないで、それぞれのバランスを整える。
3つがいい状態で連動するのが理想。
この鞘の陰陽バランスが整っていれば、
心身の滞りなく、イキイキとして気持ちの良い状態でいられる。
⑤アンナマヤコーシャ【食物鞘】
肉体をコントロールしている鞘。
食事の質や、五感、環境が影響し、肉体をつくっていると考えられています。
自分をつくるのに、より質の高いものを吸収していけば、
自分自身の肉体はもちろん、つながっている生命エネルギーや心の質も高まる。

☆ヨガでいう健康は、この5つのエネルギーがどれも浄化され、透明度が高いこと。
肉体が健全で
呼吸が安定して深く
生命エネルギーに満ち
心が穏やかでリラックスしている
そして
自分の内側から正解を導き出し
生きている喜びを肌で感じる
ヨガはその状態を得るためのツール。