SCIENCE of YOGAより ヨガの良さを科学的に知ろう

わたしのお気に入りの1冊。

SCIENCE of YOGA

アン・スワンソン著

ヨガの伝統的精神を尊重しつつも、最新の科学研究を独自の方法で実践的に応用している著者が書いた本です。

ヨガがどのように身体に作用するのかを科学的にわかりやすく書いてあり、代表的なポーズの図解もあり興味深い一冊です。

沢山の項目があるのですが、今回は

ヨガはいかにして脳に作用するのか?

について書いてあった部分をポイントで説明していきます。


・脳のアルファ波活動が増大する

アルファ波は弛緩と関連しています。

γ-アミノ酪酸(GABA)が増加する

GABAは不安やストレスからくる症状を和らげ、緊張緩和をもたらします。

セロトニンが増加する

セロトニンは気分を調整するのに役立ちます。

セロトニン値が低い場合は、抑うつとの関連がみられます。

脳由来神経栄養因子(BDNF)が増加する。

BDNFは、ニューロンの健康と神経可塑性に関与するタンパク質です。

ヨガにはBDNFの値を上昇させる可能性があるため、慢性の痛みや抑うつを抱える人には効果的と考えられています。

ドーパミンを調整する。

ドーパミンは人体の報酬系として作用し、その機能不全は依存症につながります。

瞑想によって自己調整能力の向上がみられることが研究で示唆されています。

コルチゾールが減少する。

コルチゾールはストレスホルモン。

コルチゾール値が上がり、高すぎる状態があまりに長く続くと炎症や体重増加につながるおそれがあります。

ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)が減少する。

ノルエピネフリンやアドレナリンの減少は、神経系のストレスホルモンが少ないことを意味します。


上記の内容は、ヨガの心身両面における広汎な効能と神経科学との関係に注目したものです。

ヨガの効果はいずれ科学的に解き明かされることでしょう。

現代科学は、脳が生涯にわたって変化する能力を維持し、良くない習慣や好ましくないパターンを打破しうることを示しています。

脳は合成された化学薬品を作り出すこともできるのだそうです。

研究によって、ヨガセラピーが世界中の人々の助けになりうる大きな可能性も明らかになりつつあります。

セラピー効果はヨガの多次元的アプローチに起因するもので、それは八支則に反映されています。

八支則には、自己制御と自己調整に関する指針が含まれています。

ヨガの八支則

参考著書

サイエンスオブヨガ

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