心があちこちさまよっている…こんな状態を感じる時があります。
そんな時、私は、ヨガの教科書ともいえるインテグラルヨガをパラパラとめくり気になったページを深く読むことにしています。
難しく、理解するのが難しい一冊の本でも、一項目ずつ掘り下げて読んでいけば不思議と理解が深まります。
そこに、今の自分に必要なメッセージがあるように感じ、それをブログに書き留めておくことにしています。
集中すること
ヨガでの集中とは、こころを一つの場所、対象、観念に縛りつけておくこと。
チッタ☆(心の総体)が、一つのモノや場所に縛られているとき、それはダーラナー*の状態。
☆チッタ 直訳すると記憶という意味。記憶がなければ、揺れる心、考え、エゴの機能も働かない。チッタは心の全ての働きの源。
*ダーラナー 直訳すると集中の意味。ヨガの八支則の中の6段階目にあたります。
言うなれば、ダーラナーで心を”しつけて”いるのです。
そして、それこそが瞑想の始点なのです。
集中は瞑想の始点…
それがわかると、心があちこちさまよっているときは、瞑想が深まらないことにも合点がいきます。
では、それを固定させる簡単で取り入れやすい方法はというと、実際に対象を目の前に置くことです。
例えば、美しい花を心に固定させて瞑想しようと思うとき、閉じた瞳の奥に美しい花を想像します。
しかし、想像でそこに心を固定するには瞑想に慣れていない場合少し難しいのです。
そんな時は、眼の前に実物の美しい花を置くこと。
心にとって、その方が簡単なのです。

具体的な対象、象徴、偶像などがあると瞑想はやりやすくなります。
花でも、ろうそくでも、眼の前置いて見てみる。
そして、それを見ながら、それと関係のある観念を想い浮かべる。
それが、トラータカ♪(一点凝視)の便法となる。
♪トラータカ 実際にある物を眼を緊張させずに見つめること。対象をできるだけ長くただ見つめる。その対象の背後のものに心を置くとより長く見つめることができます。凝視という行為を忘れ去ってただ見つめる。
しばらく見つめたら、静かに眼を閉じてみます。
そしてその対象を心の中に描き出してみます。
描き出した対象を外から心の中に持ち込む努力をしてみます。
しばらくは心の中に対象はとどまります。
消えたら、また眼を開いて対象を見つめる。
それを繰り返して、徐々に、心の中だけでできるようにしていきます。
心の中に印象されたものを発達させるということ。
例えるなら、写真のようなもの。
まずは画を撮ります。それはフィルムの上にあり、それがちゃんと撮れているか確認するために現像をする。そこに何も写っていなければ、もう一度撮り直す。
トラータカの便法もこれと同じなのです。
あなたが考えるとおりに、あなたはなる。
あちこちさまよっていたわたしの心に、今日のインテグラルヨガのページは素敵な言葉をくれました。