バガヴァッドギーターカードより。
前回、ギーターカードについて書きましたが、私は毎日ではなく、悩んだときやどうにもらならい心の乱れに直面した時に1枚を選んで引き、その内容を深く読み込むようにしています。
今日、私はカードを引きました。

〜心を『イーシュヴァラ(世界を維持する存在)』ひとつに定め、瞑想することが難しくても、ヨガを繰り返し練習するアッビャーサによってイーシュヴァラの意味を理解することができるだろう。アルジュナよ。〜
ヨガの目的は、自分を知り、自由になること。
それは真摯に繰り返し練習し、自分と向き合う丁寧な生き方によって達成することができます。
ヨガに特別な能力は必要ありません。
宙に浮いたり、超能力やヒーローになることはヨガのゴールではないのです。
ヨガの真の目的は、
「物や他人に依存せず、自分で自分を幸せにし、自由に生きること」
そのために、体・感・覚・心を最適に保つメソッドがヨガにはあります。
自分の内面を探求し、真実をみるのです。
頼らない自由な生き方を実践すること。
ストイックになりすぎず、穏やかな心としなやかな身体で調和できることが正しいヨガの方法。

このカード解説には、この文章と共にアシュタンガヨガの8つのルールについての解説があります。
8つのルールについてはブログに時々書いているのですが、もう1度心に留めるために簡単に書いておこうと思います。
ルール1. 5つのヤマ(避けるべき行い)
1.暴力 2.盗むこと 3.嘘 4.貪欲 5.性的乱れ
ルール2. 5つのニヤマ(すべき行い)
1.シャウチャ 身辺、環境の清浄
2.サントーシャ 足るを知る
3.タパス 規律ある生活
4.ソヴァディヤーヤ 自分に向き合い学ぶ
5.イーシュヴァラ・プララニダーナ 自然のルールを知り、敬意を示し、祈ること
ルール3. アーサナ(姿勢、ヨガのポーズ)
瞑想するためには、一定時間座れる姿勢をつくる必要があります。
そのために練習するのがヨガのポーズ。
ルール4.プラーナーヤーマ(呼吸法)
呼吸は体と心を繋いでいます。
正しい呼吸法は、体を浄化し、落ち着かせ、心を鎮める特別な力を発揮します。
ルール5.プラティヤハーラ(五感を収める)
感覚を惹きつけられることから心を離し、冷静に意思のもとに収める練習。
毎日の生活で実践可能です。
衝動買いをしない。メディアに煽られない。雰囲気で食べたり飲んだりしない。持ち物を整理し、使っていない物は誰かに譲ったり、捨てること。
ルール6.ダーラナー(集中すること)
心をひとつに定め、集中力を養います。
ひとつひとつの動作を丁寧に。
ルール7.ディヤーナ(瞑想すること)
こころの流れを治めること。
揺れ動く性質を持つ心の動きを、ひとつの流れに収めた時、瞑想が達成されます。
普段の生活では、集中すべき事に心を留め、その都度心をそこに留めます。
心があちこち行きそうになったら意思で連れ戻すようにします。
ルール8.サマーディ(深い瞑想状態)
瞑想が深まり、こころが一つの対象に繋がった状態。
ルールというより、ヨガによって達成される心の状態。
ここには簡単に書きましたが、解説書にはもっと丁寧に深く書いてあります。
初心に帰ることのできる素敵なカードでした。
自由も不自由も、幸福も不幸も、自分の心次第。