ヨガ哲学と仏教哲学 その根幹

最近、その哲学的な部分に惹かれて、仏教について調べたりすることが増えました。

そして思うことは、ヨガ哲学と重なる部分が多いということ。

そのベースとなるもの(根幹)は同じであるといえます。

このベースとなるものが「因果の道理」です。

ヨガでは、カルマの法則ともいわれます。

仏教やヨガの様々な教えは、この根幹となる因果の道理が基本となっています。

これは、三世十方を貫く真理であり、いかなる時代、地域であっても変わることのないものです。

この世の中すべては、原因があって生じたものであり、原因なしにあらわれた結果は一つもありません。

原因がわからない事故であっても、理由がわからないというだけで、原因そのものがないというわけではありません。

仏教では、原因と結果の関係についてわかりやすく教えられています。

善因善果

悪因悪果

自因自果

わかりやすく例えると

りんごが生ったのは、りんごの苗を植えたから。

りんごの木からみかんは生らない。

毎日不摂生をしていたから、病気になった。

毎日たくさん食べたから、体重が増えた。

毎日運動をしたから、痩せた。

毎日勉強をしたから、試験に受かった。

など、

至極当たり前のことですが、この因果の道理も目に見えない内面で起きたことなどに関しては、正しく見えなくなってしまうこともよくあります。

特に、悪いことが起きた時などは、つい他人や物のせいにしてしまいがちです。

太ってしまった時、他の誰でもない自分が原因であっても、歳をとって代謝が落ちたからとか、仕事で食べる時間が遅いからとかいろいろと言い訳をつけてしまいたくなります。

しかし、自分に今起きていることは自分の行為が生み出したものです。

自分がたくさん食べたからといって、他の人がお腹いっぱいになることはないし、太ることもない。

善い結果を得たとき皆さんはどう思いますか?

だいたいの人は、頑張ったんだからその通り。自因自果であると思う人が多いと思います。

しかし、悪い結果を得たときはどうでしょう?

自因自果だと思うのはなかなか難しいのではないでしょうか。こんなに苦しいのはあの人のせいだ…とか、これさえなければ…とか人や物のせいにして逃げたくなることも多いと思います。

自分が苦しむのは、間違いなく自分の行為の結果であって自分以外の行為の結果ではあり得ないこと。


びっくりするくらい、単純で当たり前の真理ですよね。

ヨガも仏教もこのシンプルな真理をベースに様々な教えを説いているのです。

仏教哲学もヨガ哲学も、現実的で実践的な感じが似ていて、学んでいて楽しいものですね。

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