アーユルヴェーダでは、中秋から冬(10月中旬〜3月中旬)はヴァータの季節とされています。

空気が冷たく乾燥しているこのこの季節は、ヴァータが増大するため、皮膚の乾燥や冷え症、腰痛などが起きやすくなります。
また、手足が冷えることで循環障害(高血圧、虚血性心疾患、脳血管疾患)も起きやすくなります。
ヴァータの増大で起こる疾患が1番多く、強過ぎるヴァータはピッタを煽るので、ピッタ性の疾患にも注意が必要です。

乾燥性の皮膚炎を例にするとわかりやすいと思います。乾燥+炎症が特徴です。
ヴァータの増大で悪化しやすい不調
・冷え性
圧倒的に女性に多く、筋肉量が少ないことも原因のひとつ。ヴァータの増えすぎによる血液循環の悪化と、消化力の低下から冬に悪化しやすい。
・便秘
原因は多岐にわたりますが、アーユルヴェーダではヴァータの乱れによって起こるとされています。
・肩凝り、腰痛
アーユルヴェーダでは、肩凝りや腰痛はヴァータ性疾患ととらえています。
・ドライアイ
目の乾燥はヴァータの増えすぎととらえます。
冬を快適に過ごす為にできるセルフケアのポイント
☆入浴
体を湿った温熱で温めること。冬は半身浴で肩を出したりせずにタオルやセルフサウナのビニールなどを使って全身を温めましょう。肩こりや腰痛で筋肉の緊張をほぐしたい場合は、浴槽にラベンダーの精油を入れるのも効果的です。
☆食生活の見直し
冷たい飲み物は控え、生野菜、油っこいものや果物もとり過ぎには注意が必要です。お粥など、温かくて消化に良い食べものを積極的にとります。体を温める効果のあるスパイスも取り入れましょう。生姜、胡椒、ニンニク、唐辛子など
☆ヨガのポーズや呼吸法、瞑想を習慣化する
規則正しい生活を心がけることが、ヴァータの安定に役立ちます。落ち着いてゆったりとした時間を作ることで精神的ストレスも緩和できます。また適度な運動で体を温める効果もあるのでこれらは非常に有効的です。